「 猫と木漏れ陽と中庭の家 」
- 完成
- 2023年4月
- 住所
- 岡山県岡山市
- 構造
- 木造軸組パネル工法
- 間取り
- 2LDK+3S+中庭
- C値
- 0.4
(隙間相当面積) - UA値
- 0.68
(外皮平均熱貫流率 基準値0.87) - η A値
- 2.1
(冷房期の外皮平均日射熱取得率 基準値2.8)
中庭を建物で囲った2階建て住宅。
平素からモノトーンでまとめたシックなご夫婦の希望を伺い、猫との心地よい生活を構想。
けっして広くない敷地に理想を詰め込む作業は建ぺい率とのせめぎあいでした。
その中で、大空間の吹抜けと中庭により、美しい風景と緑を取り込む豊かな室内空間を実現させました。
中庭には大開口の窓を集中。
贅沢な採光を採り入れながら植栽を眺め季節を感じさせ、各所から中庭を臨むことができる間取配置が開放感を演出しています。
さらに、建物に囲われた中庭は強固なプライバシー空間を確保でき、カーテン不要ながらも安心できる生活空間を作り出します。
抜け感を演出した吹抜けには、ご夫婦の丁度よい距離感を象徴するガラス張りの書斎を配置。
1Fにある将来の寝室は中庭の木漏れ陽を取り込む心地の良い空間です。
また、漆喰でまとめられた室内は、そのあたたかみある左官の風合いと優れた消臭・調湿機能を備えます。
見た目もさることながら優れた機能性を持つ漆喰は、愛猫との暮らしをより豊かに変えるでしょう。
どの場所に居ても、やさしい陽の光と家族の気配を感じられる一体感のある設計。
現代のご家族のカタチに寄り添う、適度な距離間のゆとりが魅力のプランニングです。
外観・ファサードもご夫婦の好みに合わせ複雑な建物をシンプルにかつアーティスティックに設えたサスティナブルな一邸になっております。
デザイナーのこだわり
- 空調と空間構成を配慮した吹抜け
- 猫との生活を構想した機能性
- モノトーンにまとめたアーティスティックデザイン
- 視覚的なゆとりを演出するガラス張りの空間
- カーテン無しでプライバシーを確保できる設計
- 大開口を望む開放的LDK
- 時短を考慮したサニタリースペース
- 数値化された高気密高断熱の『真』の高性能住宅
Before After
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