洗練した「おしゃれ」に込めた建築家の拘り|-洗面化粧台-
意匠堂には「おしゃれ」な家を建てて欲しいというお客様が多く来られます。
ただ、一言で「おしゃれ」と言いましても様々ございます。
ここではお客様からこんな感じにして欲しいとリクエストの多い画像を
今回は「洗面化粧台について」列挙してみたいと思います。
画像をクリックで詳細施工事例をご覧頂けます。
◆洗面化粧台
住まいの中で洗面化粧台は、意外にもその家の「センス」が出やすい場所です。家族が一日に何度も使うだけでなく、来客の目にも触れる場所。だからこそ「ただの水回り設備」としてではなく、空間全体をデザインするひとつの要素として考えると、暮らしはぐっと豊かになります。
素材がつくる上質さ
天然石のカウンターでホテルライクに、木目でナチュラルな温もりを、タイルやモルタルでアーバンな雰囲気を。
素材ひとつで空間の印象は大きく変わります。
組み合わせ次第で、シンプルにもラグジュアリーにも表情を変えることができるのが洗面空間の魅力です。
オリジナルの造作設計
既製品では叶わないのが、造作による自由度。
ミラーや収納のサイズ感、照明の配置までトータルでデザインすることで、機能と美しさを両立できる。
「化粧品はすっきり隠したい」「タオルは見せて収納したい」——そんな細やかなご要望にも応えられるのが造作ならではです。
光が生み出すドラマ
洗面台の印象を決める大きな要素が“光”。
間接照明を忍ばせれば、日常がホテルラウンジのような雰囲気に変わります。自然光を取り込めば、朝日が差し込む明るい洗面室は、1日の始まりに心地よいリズムを与えてくれます。
朝の支度も夜のリラックスタイムも、照明と自然光の両方を計画的に取り入れることで、時間帯によって表情を変える洗面空間を可能にします。
スマートに隠すデザイン
洗面は生活感が現れやすい場所。
そこで私たちが大切にしているのは「見せる収納」と「隠す収納」のバランスです。
使うものは手の届く場所に、視界にはすっきりと。
デザインの中に機能を溶け込ませることで、空間全体がスマートに整います。

タイル&ウッドのナチュラル系
グレーの大判タイルとナチュラルな木目を組み合わせ、フローティングキャビネットやワイドな天板、ホテルライクな置き型洗面ボウルを備えた、モダンで温かみのあるナチュラル系洗面化粧台

ガラス張りのホテルライク系
石調タイルとガラス張りで仕切られた洗練空間に、フローティングカウンターの洗面台と間接光を取り入れた大型ミラーが調和し、ホテルライクな非日常感と高級感を演出する洗面化粧
◆日常にもたらす豊かさ
スタイリッシュな洗面化粧台をつくる鍵は、
素材・造作・光・収納の調和。毎日必ず使う場所だからこそ、そこにデザインの工夫があると、暮らしの質は想像以上に変わります。
朝、自然光に包まれながら気持ちよく身支度を整えるひととき。夜、間接照明が優しく灯る中で一日の疲れを癒す時間。
そんな“日常のワンシーン”に特別な彩りを添えてくれる洗面化粧台のデザインが“ひとつ上の豊かさ”へと繋がります。

和泉 尚志 代表取締役社長

