ご主人のお好みは私(和泉)とも共通するところが多く理解しやすい物件ではありました。ただ、奥様の本心が読み取れず苦心した覚えがあります。(アンケートの通りであれば私が原因だったようですが)時間はかかりましたが結果理解できたかと思っています。
ご夫妻のニーズは以下の通りです。
・サスティナブルな外観&テイスト
・中庭を建物で囲うコートハウスであること
・ビルトインガレージがほしい
・ガレージから雨の日でも濡れずに玄関までいけること
・ガレージから雨の日でも濡れずに買い物袋をキッチン勝手口まで持っていけること
・中庭でお子様を遊ばせ、且つキッチンからその様子を見れること
・ご主人の趣味部屋入り口を隠し扉にしてほしい
・意匠堂特有の水廻り動線を採用してほしい
・高気密、高断熱
・元々あった太陽光パネルを再利用してほしい
・平屋が希望だが水害時だけ避難できる2Fの避難部屋がほしい
といったご希望でした。
まずは全てを網羅した建物を数種類作成し、お気に召したプランで見積りを作成しました。
ここで順調であった住宅計画にも問題が発生します。多くの方々が直面する予算オーバーという現実です。そこで当社よりVE案を提案しました。それは「平屋が希望だが水害時だけ避難できる2Fの避難部屋がほしい」というニーズについての再考です。
この部分がコストを圧迫しているのは明らかでしたので、水害時は避難できるようゴムボート所持しておくということでご納得頂きました。
お客様のご理解と当社に対する信頼のおかげで理想の住宅建築に携わることができました。意匠堂が工務店ではなく「工務店×設計事務所」であることが活かすことができた一例かと考えられます。
以前からオーナー様より店舗のご相談を頂いていました。数年が経過し再びご相談にお越し頂いた時には、お父様のご支援もあり土地の取得目前というタイミングでした。
再び当社にお越しいただき計画が具体化していったことを大変うれしく感じたことを覚えています。 打合せはいつも女性オーナー様であるご本人とお父様が同席でした。
通常、打合せにご両親が加わると否定的意見が多くでたり、信頼を勝ち取るのに時間を要したりといった問題がおこりやすいものです。あげく大手メーカーさんに流れたり、ご両親の家を建てた工務店を勧められたりしがちです。実際当社スタッフも不安を抱えていましたが、お父様のご理解のおかげもあり良き理解者、相談者として公平な立場で打合せに臨んで頂きました。終盤にはお母様もご参加頂くようになり、楽しく打合せさせて頂きました。
お忙しい中毎回ご参加くださったことに感謝しております。
さて、結局建物は住宅兼店舗ということになり。以下のニーズに沿って複数のプランニングを経て3Dパースや図面、見積りが完成していきました。
・ハワイにあるお洒落なSEA SIDE CAFE風な外観
・お客様が入店しやすい住宅感を感じさせない外観
・限られたコストの中で可能なかぎりお洒落にしたい
・子供達が楽しく遊べ、勉強もできる住宅にしたい
・意匠堂特有の水廻り動線を採用してほしい
・ハンモックやハンギングチェアーを設置したい
といったご希望でした。
当社にはモノトーン調を求めて来られるお客様が多く、意匠堂は白か黒の建物と思われている方々も多いと思います。
今回はSEA SIDE CAFEを感じさせる鮮やかな差し色のある建物ということで、それがブルー系かピンク系かオーナー様と最後まで悩みました。
勿論ウッドも多用しなければSEA SIDEは表現できません。そこで腐食しにくい特殊な加工をした木材を利用するなど多くのテクスチャーにこだわり、女性のお店らしく柔らかさを演出するために曲線も多用しました。
現在では予想以上の集客もありテレビ局等の取材も受けているそうです。
このお客様のニーズは非常にハードルが高く、設計事務所もしくは企画力のある工務店じゃないと対応不可だと感じました。
それは、ご実家に併設した間口の狭い細長い土地にデザイナーズ住宅よりのコートハウス(中庭のある家)を建設してほしいという要望でした。
岡山県総社市という人気エリアの中でも目の前に公園や買い物施設も充実した好立地と引き換えに...南側には古民家があり、採光も取りにくく面積も小さいので駐車スペースも取りにくい土地に対して如何にお客様のニーズを反映させるかが課題でした。
これらを解決するにはリビングを2Fに配置し、且つスッキプフロアーを採用し動線を繋げた家をローコストでプランニングする必要がありました。
良い季節には朝食をウッドデッキで食べたいという要望もあり、キッチン・ダイニング・リビングでウッドデッキを囲うことでプライバシーも確保しました。
注文住宅ならではといえば「インダストリアル×ナチュラル×スタイリッシュ」という名もなきスタイルを外観と内観でバランスよく融合させたデザインでしょうか。
注文住宅と言えども多種多様な工務店や建築家が存在します。よりご自分達の趣向にあった建築会社と巡り合うことが良い家づくりの近道だと思います。
今回は「工務店×設計事務所」である意匠堂が上手くマッチングできた一例だと思います。
このご夫婦(特に一級建築士のご主人)には明確な希望とニーズがあり、それを実現できる工務店(注文住宅)を探していたようです。
ニーズは「コートハウス(中庭のある家)であること」「海外のホテルのようなガラスを多用した造作バスであること」「奥様の動線を優先すること」「趣味部屋がほしいこと」「2Fにサブリビングがほしいこと」「モールテックスやタイルを多用したいこと」「外観はグレー色で重厚感のあるテイストであること」「ローコストで高気密・高断熱であること」でした。土地は岡山県総社市にあるご実家の横の空き地でしたが将来、弟夫婦が家を建てられるよう配置計画から着手しました。予算的に抑えながら全ての要望に応えるためサブリビングと趣味部屋を兼ねることで解消しました。
一級建築士であるご主人の「建築士と建築家」の違いに対するご理解と奥様の気遣いによりスムーズにプランニングを進めることができました。
工務店ではなく「工務店×設計事務所」である意匠堂がより向いていた一例かと考えられます。
ご夫婦は岡山・倉敷の工務店でよりデザイナー住宅よりな注文住宅をローコストで設計してくれる工務店を探していたようです。
ここのご家族にはPLANやビジュアルのはっきりとしたビジョンがありませんでした。
そこで「聴きとること」に重点を置き、慎重に好みや趣向をひろいだしていきました。
具体的になった好みは「コートハウス(中庭のある家)であること」「ナチュラルテイストであること」「奥様の動線を優先すること」「メイクしやすい洗面化粧台がほしいこと」「ハンモックがほしいこと」「2Fにサブリビングがほしいこと」「ウッドデッキがほしいこと」などがわかってきました。
尚且つそれらが実現できる土地を希望エリアである岡山県倉敷市南東部で確保し、限られた面積の土地で全てを網羅することが困難でした。特にコートハウス(中庭のある家)とウッドデッキの確保に手を焼きましたが、ウッドデッキと玄関ポーチを兼ねることでなんとか全てを叶えることができました。
注文住宅ならではといえば、洗面化粧台も岡山を代表するメイクアップアーティストに声をかけ「建築家×美容家」による美しく使いやすい化粧台を提案しました。
ここのご夫婦には工務店ではなく「工務店×設計事務所」である意匠堂がより向いていたかと思われます。
新築を建てるにあたって、デザイン性が高く且つ機能性の高い住宅を希望。HPを見て当社に依頼のお電話を頂きました。
何度も打ち合わせをして奥様の希望するデザインを現実に。そして働く奥様の事を考えた家事動線を設けました。
古くなった蔵を住居スペースにしたいということで依頼を受けました。また、
蔵と離れ離れになっている住居スペースを繋げたいとの事で、
大規模な新築&リフォーム&リノベーションになりました。
あわせて快適な暮らしができるようにキッチンなども新しくしました。
既存の家に家族でバーベキューを楽しめる広めのウッドデッキを吐き出し窓と
繋がるように作って欲しいとのことで依頼を受けました。 ウッドデッキを半円の形にしてデザイン性を高めました。