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洗練した「おしゃれ」に込めた建築家の拘り|-キッチン-

意匠堂には「おしゃれ」な家を建てて欲しいというお客様が多く来られます。
ただ、一言で「おしゃれ」と言いましても様々ございます。
ここではお客様からこんな感じにして欲しいとリクエストの多い画像を
今回は「キッチンについて」列挙してみたいと思います。

画像をクリックで詳細施工事例をご覧頂けます。


キッチンは単なる調理のための空間以上の意味を持っています。現代建築においてキッチンは 生活の中心 とも言える存在

「おしゃれなキッチン」には、建築家の細やかなこだわりが隠れています。

シンプルなのに飽きがこないデザイン、家族やゲストと自然に会話が生まれるレイアウト、そして光や風を取り込む絶妙な窓の位置。これらはすべて、建築家が「暮らしのシーン」を思い描きながら、図面の上で何度も重ねた試行錯誤の結晶です。

キッチンに立ったときの視線の抜け、手を伸ばしたときの心地よい距離感、料理を終えて片づけるときのスムーズさ――そのひとつひとつが、美しい佇まいと快適な機能を両立させています。だからこそ、日常の延長にあるはずの空間が、ふとした瞬間に「特別な場所」に感じられるのです。

生活のハブとしてのキッチン

  • 昔の住宅ではキッチンは「裏方」の空間でしたが、現代では リビングやダイニングと一体化 することで家族が集まり、会話や交流が生まれる場所。

  • 「食」を通じて暮らしをつなぐ役割を果たし、建築家にとっては 住まいの核 をどう設計するかという腕の見せ所。

空間デザインと機能性の融合

  • キッチンは 機能美とデザイン性のバランス が求められる場所。

  • 動線(ワークトライアングル:冷蔵庫・シンク・コンロの配置)、収納、換気や採光など、建築全体の快適性に直結。

  • さらに、仕上げ材やレイアウト次第で、インテリアの雰囲気を大きく左右する。

おしゃれなキッチンとは、単に流行を取り入れたインテリアではなく、建築家が暮らしを大切に思い、未来のシーンまで描いた“ライフスタイルの提案”そのもの。そんな視点で眺めてみてください。

ディテールを愉しむ 麗しの家のダイニング|大判タイルや格子天井のニュアンス空間|岡山・倉敷でおしゃれな注文住宅を手がける工務店【意匠堂】
ウッド&モールテックスのナチュラル系

自然素材にこだわったナチュラルテイストな
しつらえ、モールテックスのムラ感、節ありの木目
コンクリート風600角タイル、格子天井など
細部まで厳選した素材を違和感なくコーディネート
Rを多用したアーティスティック系キッチン|岡山・倉敷でおしゃれな注文住宅を手がける工務店【意匠堂】
Rを多用したアーティスティック系

天井や壁のアール処理や円形のニッチ
曲線的デザインを取り入れることで、
直線と曲線の対比が生み出す
アーティスティックで柔らかな空間をコーディネート
漆喰とホワイトウッドでナチュラル系キッチン|岡山・倉敷でおしゃれな注文住宅を手がける工務店【意匠堂】
漆喰とホワイトウッドでナチュラル系

漆喰の壁がもたらす柔らかな質感と、
ホワイトウッドの天井や床が放つ自然な温もりが
調和し、シンプルでありながら居心地の良い
ナチュラルテイストをコーディネート
造作キッチンとダイニングテーブル|オーダーメイド家具で暮らしに馴染む一体設計|岡山・倉敷で建てるおしゃれな注文住宅【意匠堂】
ウッド&モールテックス&金属でモダン系

立体感を生むウッドパネルの質感と、無機質で
マットなモールテックスの重厚感、さらに
ダイニングカウンターの金属がシャープな輝きを
プラスしてモダンな空間をコーディネート
モールテックス&ガラスでホテルライク系キッチン|岡山・倉敷でおしゃれな注文住宅を手がける工務店【意匠堂】
モールテックス&ガラスでホテルライク系 

モールテックスとステンレス天板の
使い勝手の良いフラットキッチン。
ガラスとタモ材とステンレスで制作した

高級感漂うガラス天板のダイニングテーブルで
ホテルライクをコーディネート
ディテールを愉しむ 麗しの家のダイニング|大判タイルや格子天井のニュアンス空間|岡山・倉敷でおしゃれな注文住宅を手がける工務店【意匠堂】
ウッド&金属でゴージャス系

自然素材とブラックをあわせラグジュアリーテイストに
モールテックスのムラ感、節ありの木目、

コンクリート風角タイル、下り天井など
細部まで厳選した素材を違和感なくコーディネート

◆建築家がキッチンに込めた想い

家づくりにおいて「キッチンをどうつくるか」は、建築家にとって常に大きな挑戦です。キッチンは単なる調理の場ではなく、家族が集い、会話が生まれ、暮らしのリズムを形づくる中心的な空間。お客様が抱く理想は実にさまざまで、「開放感が欲しい」「収納を増やしたい」「料理をしながら家族の顔が見えるように」など、どれも切実で具体的です。

その一方で、限られたスペースや建物全体のバランスを崩さずに、要望をどう組み込むかは容易ではありません。動線を巧みに操り、光や風の流れを読み、素材の質感や色彩を住まい全体と調和させながら、お客様が思い描いた理想の暮らしを形にしていく――まさに建築家の技量が試される瞬間です。

キッチンは「生活のハブ」でありながら「個の願望の集約点」でもあるため、建築家は単なる設計者ではなく、一人ひとりの暮らしのストーリーテラーとして、空間を描き出していきます。お客様の声を丹念にすくい上げ、それを空間として立ち上げるその過程こそ、建築家にとっての創造の醍醐味なのです。

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和泉 尚志 代表取締役社長