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デザインについての考察|色彩について

デザインといいましても意匠を表現するものから、パッシブデザインのように機能性を指すものまでさまざまです。
ここでは意匠性についての見解や私見を述べさせて頂きます。

先ず、はじめに申し上げたいことは建築とインテリアを混同しないことが重要だと考えています。

ここでいう建築とは壁や床、天井といった我々建築会社が造作する工作物です。
インテリアとはその建物に居住する人が使う家具や照明、雑貨、絵画などを指しています。

住宅の意匠は例えるならキャンパスです。
ここに色彩のあるインテリア、衣服を羽織った人間が同居します。
よって、住宅自体に色彩を入れてしまうと様々な色が混在してしまうこととなり、サスティナブルとは言えない状態なると考えています。

私共のデザインの特徴はクライアントの好みを活かしつつも、サスティナブル(継続性・飽きない)デザインに導いていくというものです。

色の指定がない場合はなるべく明暗色で提案します。
明暗色とは白からグレー黒に至るまでの色彩のないカラーです。
店舗のように特別なコンセプトがある場合を除いて、住居となると特に色彩を排除します。
これは色彩を全く排除するのではなく色は地球上に存在している本物の色を明暗色の中に配置していきます。
例えばグリーンは本物の植栽をブラウンは本物の木材を白い漆喰の壁に差し込むといった具合です。

要はいかに生活雑貨が入り込んだ状態でも美しく、岡山・倉敷などの環境に溶け込めるファサード(外観)も合わせ、トータルデザインが成り立つバランスの良い意匠を理解して頂くかが重要となってきます。

ここで・・・
昨今、工務店や住宅メーカーが多用する新建材といわれるものの中に、塩ビシートの木目調ボードとか漆喰調の壁紙、レンガ調の外壁材など、一言でいえばフェイク商品が横行しています。
これらは安価に簡単に施工できますが、なるべくお勧めはしないようにしています。
生活のデジタル化が進みストレスが充満する社会生活の中で、安息の場である住居は自然素材に囲まれ体にもストレスにも良い身をゆだねる事のできる環境に導いていくことも建築家としての責務だと考えています。

海外では日本よりも脱炭素やリサイクルの概念が進んでいます。
我々も地球に生活をするものとして真の脱炭素とは何かを理解すれば自ずと自然素材の重要性が理解できるとスタッフ共々思いを巡らせて注文住宅とはどうあるべきか日々勉強をしております。

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和泉 尚志 代表取締役社長